2024-04-07
マイホーム購入者はもちろん、自宅や所有物件の売却をお考えの方もいくらで購入ができるのか・いくらで売却できるのかはとても気になることだと思います。
そこで、今回は市場がどのような動きになっているのか解説できればと思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
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近年、岡山市の土地価格や建築費用は右肩上がりで上昇している状態です。
周辺の自治体(倉敷市・早島・総社市)では市街化調整区域開発の規制があり、現在すでに調整区域での戸建建築が非常に厳しい状態になってきており、岡山市についても市街化調整区域開発の規制が入り、令和8年4月以降は市街化調整区域内での新築戸建て建築可能な土地が非常に少なくなるとされています。
今後、市街化調整区域に建築が難しくなることを想定すると、市街区域の住宅地は今まで以上に高騰することが予想されます。
新築戸建てを購入される方にとっては、嬉しくない流れになりそうです。
また、土地価格の高騰だけではなく、建築費用自体も高騰しているのが現状です。
ここでは、建築費用高騰理由について解説します。
新築戸建ての建築費用も近年高騰が目立ちます。
(1つ目はウッドショック)
2020年に始まったコロナウイルスの流行拡大を受け、リモートワークが世界的に増加しました。そのため、アメリカ・中国で郊外に住宅を建て転居する動きが広がり、住宅建築需要が急拡大し、これにより木材不足となり、価格が高騰してしました。住宅建築の際に木材を大量に使うため、建築資材の価格が上がり大きな影響を及ぼしています。
また、生活に必要な家具も、内部フレームは木出てきていますので、家具も高騰してしまう現状が起きています。
(2つ目はアイアンショック)
木材価格と同様に鉄輸入価格も上昇してしまい、鉄価格の急激な高騰がアイアンショックです。
鉄の価格が上昇した原因は、ウッドショックと同様にアメリカ・中国での住宅需要の増加が関係しています。コロナウイルスが少し落ち着いた際に経済活動が再開され、住宅需要が急に増加しました。鉄を多く使用するため、それに伴って主原料の鉄鉱石が不足する事態となり、価格高騰を引き起こしました。
日本は鉱物資源の多くを輸入に頼っており、鉄鉱石については100%輸入に依存している状態です。輸入に頼るしかない日本は、建築資材高騰は逃れないのです。
(3つ目はロシア・ウクライナ戦争)
日本を含め多くの国が経済制裁のために、資源大国であるロシアから建築資材に関連する多くのものを、輸入できない状態になりました。
世界中の国がロシア以外の国から資源を輸入すると、世界中の資源価格は高騰していきます。日本は高騰して価格で資源を買わなければならないので、輸入価格が高い状態で購入しているのが現実です。
(4つ目は円安)
2022年に入ると円安が加速し、一時的に1ドル=150円台まで円安・ドル高の状態が進行しました。円安になると輸入時に費用が増えしまい、今まで以上に仕入れ価格が高くなります。
上記の資材高騰の煽りを受け、日本の住宅建築費用は高騰しています。
土地の価格も上がり・建築費用も上がるとなれば、新築時の費用が予算オーバーしてしまい、手が出せない状態になります。
銀行ローンも以前までの35年返済が基本でしたが、令和6年現在は40年ローンが主流となってきています。借入年数を伸ばすことで月々の支払いを下げることが目的となります。
それでも資源高騰の煽りは厳しく、新築希望の購入者も中古戸建と天秤にかける時代となってきたと言えるでしょう。
この状況を踏まえて、中古戸建ても以前より注目されていると考えます。
1.新築戸建てよりも安く購入できる
2.すぐ住むことができる
3.近隣環境がわかりやすい
4.銀行金利の確定がしやすい
岡山の中古戸建て価格相場も近年は上昇傾向にあり、資産価値としては高くなっており、売り時と考えている方もおられるでしょう。
また、近年は以下項目を考える方も多く、接客時にも良く言われることがあります。
①希望に近い土地を購入しづらいこと。
土地自体が高くなり、以前に比べて分譲地の面積も小さくなり、希望の土地サイズを購入できないことが多くなっております。
②すぐ入居できないこと。
土地購入から建築して住むまでは早くても半年以上先や長ければ1年以上先になることも少ないです。
子供の小学校進学や銀行金利が確定できないこと・外構工事の際の建材費用アップを考えると、中古戸建も視野に入ってきやすいです。
中古戸建てのメリットや新築戸建ての購入価格の高騰も踏まえると、中古市場は活性化していると状態です。
中古市場価格は近年上昇傾向にあり、新築建築費用高騰も加味され、中古物件が高値で売買されているケースがあります。
所有物件の売却をお考えの方・今後売却の可能性がある方・所有物件の現状価格が知りたい方などお気軽にまずはご相談ください!
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