不動産売却のよくある悩みとは?それぞれの解決方法とともに解説

2025-05-16

売却

不動産売却のよくある悩みとは?それぞれの解決方法とともに解説

この記事のハイライト
●不動産売却のよくある悩みは流れや費用についてのことが多い
●住宅ローンが完済できるかや未払いのリスクなどお金に関する悩みも多い
●築年数や立地条件によって買い手が見つからず売れないケースがある

土地や建物の売却は、日常的におこなうものではありません。
そのため、悩みを抱えて困ってしまう方も多いです。
そこで今回は、不動産売却でよくある悩みとその解決策について解説します。
岡山市全域で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

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不動産売却のよくある悩みと解決方法

不動産売却のよくある悩みと解決方法

まずは、不動産売却時のよくある悩みについて解説します。

流れがわからない

よくある悩みとしてまず挙げられるのが、引き渡しまでの流れがわからず、困ってしまうケースです。
いつどのような契約が必要なのか、どのタイミングで物件を引き渡すのかがわからないと、全体の流れが掴めなくなります。
そのため、まずは引き渡しまでの流れを把握しておくことが大切です。
一般的には、下記の流れで手続きを進めていくことになります。

  • 査定を依頼する
  • 媒介契約を締結する
  • 販売活動をおこなう
  • 売買契約を締結する
  • 決済と引き渡しをおこなう

まず不動産会社が査定をおこない、どのくらいの価格で売れそうかを調査します。
査定額に納得できたら、次の流れは媒介契約の締結です。
媒介契約とは、どのような販売活動をおこなうのか、仲介手数料の金額はいくらなのかといったことを取りまとめた契約となります。
媒介契約の締結後は、土地や建物を売るための販売活動をおこなうのが一般的です。
買主が見つかり次第、契約条件のすり合わせや引き渡し日などを決め、売買契約を締結します。
最後に、決済と引き渡しをおこない、不動産売却の完了です。

不動産会社の選び方がわからない

よくある悩みとして、不動産会社の選び方がわからず、困ってしまうケースもあります。
不動産会社と一口にいっても、得意分野がそれぞれ異なるので、売却を得意とするところを選ぶことが重要です。
売却するエリアにおいて売却実績が多いところを選ぶと、スムーズな不動産売却を目指せるでしょう。

費用がどのくらいかかるのかわからない

よくある悩みとして、費用がどのくらいかかるのかわからず、悩んでしまう方もいらっしゃいます。
不動産売却でかかる主な費用は、手数料と税金です。
手数料として、不動産会社に支払う仲介手数料が挙げられます。
仲介手数料とは、売却が成功した際に、不動産会社の報酬として支払うお金です。
また、司法書士に対して支払う登記手数料というものもあります。
土地や建物を売るとき、住宅ローンが残っている場合は一括返済が必要です。
そのときに、所有権を金融機関から売主に変更する手続き(登記)が必要となり、その手続きに対して発生します。
主な税金は、印紙税と譲渡所得税です。
印紙税は売買契約書に必要な税金で、契約金額に応じた収入印紙を貼り付け、納税します。
譲渡所得税とは、土地や建物を売って利益が出た際にかかる所得税や住民税のことです。
もし利益が出た場合は、売った翌年の確定申告の時期に納める必要があります。

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不動産売却のお金に関する悩みと解決方法

不動産売却のお金に関する悩みと解決方法

続いて、不動産売却のお金に関する悩みと解決方法について解説します。

住宅ローンが完済できるかわからない

お金に関するよくある悩みとして挙げられるのが、住宅ローンが完済できるかで悩んでしまうケースです。
住宅ローンが残っている状態で売る場合、売却金で残債を完済しなければなりません。
売却価格が残債を下回ってしまうと、完済できず売却が難しくなります。
住み替えによる売却であれば、住み替え先の住宅ローンと残債をまとめれば、売ることが可能です。

現金化できるか不安になる

現金化できるか不安になることも、お金に関するよくある悩みの一つです。
まとまったお金が必要になったことが理由で、土地や建物を売りに出すケースも珍しくありません。
現金化を早く望むのであれば、不動産買取が適しています。
仲介の場合、買主は個人の方となるので、売るためには販売活動が必要です。
売りに出してから成約に至るまでは、3か月~半年ほどかかるのが一般的ですが、立地条件や築年数などによっては期間が長引く恐れがあるでしょう。
一方、買取では買主が不動産会社となるので、販売活動は不要です。
査定額に納得できれば、すぐに現金化することもできます。
ただし、スピーディーに売れる分、仲介に比べると価格が安くなるのがデメリットです。

未払いになるのではと不安になる

お金に関するよくある悩みとして、売却金が未払いになるリスクも挙げられます。
買主が見つかったとしても、住宅ローンの審査で否決になれば、成約に至りません。
自営業の方や勤続年数の浅い方などは、状況によって不利になる可能性があります。
不動産会社や金融機関は、購入希望者の信用力の調査をおこなうため、未払いになるリスクを軽減することが可能です。
もし不安が残る場合は、手付金の金額を増やしたり、契約書に特約を付けたりする方法があります。
特約を盛り込むことによって、住宅ローンの審査が否決になったとき、売買契約を白紙にすることが可能です。

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不動産売却で売れないときの悩みと解決方法

不動産売却で売れないときの悩みと解決方法

最後に、不動産売却で売れないときの悩みと解決方法について解説します。

買い手が見つからない

買い手が見つからないがゆえに、なかなか売れないといった事例があります。
土地や建物は売りに出したからといって、すぐに成約に至るわけではありません。
先述のとおり、立地条件や築年数などによっては不動産売却の期間が長引く恐れもあります。
なかなか売れない場合は、まず下記の対策をおこなってみてください。

  • 価格を見直す
  • 売却方法を見直す

売れない場合は、価格が相場とかけ離れている可能性があります。
相場より高すぎても安すぎても、売却しにくくなるので、価格の見直しを検討します。
国土交通省が公表している不動産情報ライブラリを活用したり、類似物件の価格を調査したりすると、相場を把握できるでしょう。
不動産には適正価格があるため、根拠を持ったうえで設定することが重要です。
また、売却方法を見直すことも、売れない場合の対処法の一つとなります。
先述した買取という方法は、仲介よりスピーディーに売ることが可能です。
売却価格は相場より下がってしまうものの、早く売りたい場合は買取が適しています。

築年数が古くて売れない

建物の築年数が古い場合、不動産売却が長引く可能性が高いです。
見た目の印象が悪かったり、設備が故障して使えなくなっていたりすると、マイナスな印象を受けやすくなります。
もし築年数が原因で売れない場合は、リフォームをおこなうのが対策の一つです。
リフォームによって見た目の印象が良くなれば、内覧時に好印象を持ってもらえ、早期の成約を目指せるでしょう。
ただし、近年は中古物件を安く購入し、自分好みにリフォームをおこなう方も増えています。
そのため、過剰なリフォームはおこなわず、優先順位を決めて実施するのがおすすめです。

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まとめ

不動産売却におけるよくある悩みは、全体の流れがわからないことや費用がどのくらいかかるのかが不明で、困ってしまうことです。
お金に関する悩みとして、住宅ローンが完済できるか、すぐに現金化できるか、売却金が未払いになるリスクなどが挙げられます。
立地条件や築年数によっては、そのエリアのニーズを満たせず、なかなか売れないといった事態を招くことがあります。
岡山市南区の不動産売却ならTorus不動産へ。
土地・建物・分譲マンション・収益物件・農地と幅広い種別で対応可能です。
無料査定もおこなっておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


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伊藤祐哉

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資格:■宅地建物取引士 ■ファイナンシャルプランナー2級

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